どうもどうも!!。このマイナーとそれ以外のやつって区分けは今回で終わりにしようと思います。理由は、単純にマイナーとそれ以外の境目がよくわからんからです。
それはともかく、今回はマイナーだろうなって個人的な考えでGoboLinuxを紹介します!
GoboLinuxとは
GoboLinuxはベースを持たない独自系のLinuxです。ってだけだったらこのブログでこんな早めに出さないんだわな。このLinuxは「Filesystem Hierarchy Standard」に準拠しないって特徴があります。Filesystem Hierarchy Standard(以下FHS)は、日本語で「ファイルシステム階層標準」と言って、Linuxを含むUnix系オペレーティングシステム (OS) での主なディレクトリとその内容を定めたものである。大部分において、BSD系のディレクトリ階層を基にして拡張し定式化しているものなんですが、GoboLinuxはこのFHSに準拠しないため、Goboはすべて独自のディレクトリツリーの中に保存されます。なのでたとえば、プログラム “Foo” に固有のファイルとライブラリは全て/Programs/Foo
に格納される。GoboLinux開発者はこれによってシステムがより綺麗になるとしている。
たしかにこの方法ならシステム全体はきれいになりそうですよね。
GoboLinuxツリーのルート直下には合計6つのフォルダがあります「Programs、Users、System、Files、Mount、Depot」この下に色々ついて行く感じですねぇ。Wikipediaみながら、書いていきます
- /Programs/ – このディレクトリにはシステムにインストールされたプログラムごとに1つのディレクトリが含まれる。各プログラムのディレクトリには1つ以上のバージョンのディレクトリが順番に含まれ、必要に応じてSettingsおよびVariableサブディレクトリも含まれる。Programs配下パスの例としては、
/Programs/Bash/3.0/bin/bash
や/Programs/Xorg-Server/Settings/X11/xorg.conf
が挙げられる。 - /Users/ – このディレクトリには各ユーザーのホームディレクトリが含まれる。ユーザー “harley” のホームディレクトリは
/Users/harley
である。 - /System/ – このディレクトリには重要なシステムファイルが含まれる。システムファイルのほとんどはシステムアプリケーション(例えば
/System/Settings/passwd
)とGoboLinuxスクリプト(例えば/System/Index
)が管理する。- /Index/ – ファイルシステムインデックス:
/Programs
配下にあるファイルへのシンボリックリンクと共に、以下のディレクトリが含まれる:- bin/ – 各プログラムの
bin
ディレクトリにあるファイルへのリンクが含まれる。 - include/ – このディレクトリには各プログラムの
include
ディレクトリからのファイルへのリンクが含まれる。 - lib/ – 各プログラムの
lib
ディレクトリにあるファイルへのリンク。 - share/ – 各プログラムの
share
ディレクトリにあるファイルへのリンク。
- bin/ – 各プログラムの
- Environment/ – 環境ファイルへのリンク。各プログラム自身が固有の環境変数を登録できるようにするために、環境ファイルはキャッシュファイルにコンパイルされシェルによりロードされる。
- Tasks/ – 各プログラムのブートタスクである
Resources/Tasks
ディレクトリへのリンク。 - Settings/ – 設定ファイルと各プログラムの
Settings
ディレクトリにあるファイルへのリンク。- BootScripts/ – システムブート中に使用されるスクリプト。これは
/Programs/BootScripts
配下にあるディレクトリSettings/BootScripts
へのシンボリックリンクである。
- BootScripts/ – システムブート中に使用されるスクリプト。これは
- Variable/ – ログ、テンポラリ、トランジェントおよびスプールファイルといった多目的ファイル。
- tmp/ – テンポラリファイル。
- Kernel/ – カーネル関連のディレクトリ。
- Boot/ – オペレーティングシステムブートストラップ中に使用されるプログラムと設定ファイル。ここはカーネルイメージとブートローダ設定ファイルが置かれる場所である。
- Devices/ – デバイスファイル(Udevにより管理される)。
- Modules/ – カーネルリリースにより編成される、様々なカーネルモジュールが含まれる。
- Objects/ – (カーネル2.6シリーズのsysfsファイルシステムに導入された)カーネルデバイスツリーのビューを提供する。
- Status/ – カーネルステータスファイル(
proc
ファイルシステムにより管理される)。
- /Index/ – ファイルシステムインデックス:
- /Files/ – Filesには、プログラムが使用するがプログラム自身の一部ではない構造化されたデータが格納される。これらのファイルは通常フォント、コーデック、およびプラグイン(またはその他パッケージ管理を必要としないであろうファイル)のようにスタンドアローンなエンティティである。加えて、各プログラムはサイト固有のデータを保存するためにプログラム自身のサブディレクトリを定義するかもしれない。例として、Compile(GoboLinuxパッケージコンパイルフロントエンドツール)は自身のサブディレクトリを定義する。
- /Mount/ – 追加のローカルファイルシステムやリモートファイルシステム用のマウンティングポイント。一般的なサブディレクトリはCD-ROM、フロッピーおよびZipである。
- /Depot/ – ユーザーファイル用のリポジトリ。このリポジトリはユーザーが適当に編成するように意図されている。
/Depot
のサブディレクトリは標準GoboLinux階層構造の一部とみなされない。
はい。ほぼWikipediaのそのまんまです。
GoboLinuxをインストールしてみよう
ぶっちゃけこんなん入れる人いないと思う()
- 公式サイトからISOイメージをダウンロードしよう!:GoboLinuxの公式サイトにアクセスして、ISOイメージをダウンロードしてください。とりあえず何か理由がDownloadおせばいい
- USBやDVDにダウンロードしたISOイメージを書き込む:RufusやEtcherなどを使用してUSBに書き込むか、Windowsの標準機能などを使ってDVDに書き込んでください。大体はUSBがいいです
- PCをUSBやDVDから起動:PCを、ISOイメージを書き込んだUSBまたはDVDから起動してください
- コンソールのログインがでたら:ログインしてstartxしてください
- インストーラーが起動したら:インストーラーが起動したら、言語設定や、インストールするタイプ、パーティションの設定などをしてください
- インストール後:特に説明とかは出てきません。普通にログインして使い始めれます
GoboLinux使い勝手
事前にいっておきたいことがあって、自分このブログ書くのに全部ちゃんと試してからやってるんだけど、なぜかGoboはVirtualboxに入れたりしたんだけど、なぜかうまいことは言ってくれなくて、Live環境しか触ってないからうすーくしかかけません。ご了承ください。()
で、GoboLinuxはデフォルトでデスクトップ環境ってものはなくて、ウィンドウマネージャのAwesomeを採用してるLinuxなので、多少の慣れは必要だと思いますが、まぁウィンドウマネージャにしては使いやすいものが採用されてるので、その辺は問題ないかなって感じです。
パッケージマネージャについてはちょっとよくわからなかったんですけど、とりあえず日本語関連のパッケージはまぁないでしょうね()。まぁフォントはまだ簡単に入るんですけど、日本語入力環境の構築はちょっと現実的じゃない気がします。しかも、ディレクトリ管理も独自なので、ビルドガイドが役に立つかすらわかりません()。
。。。。もうそれぐらいしか書くことないんです
更新遅いよね
GoboについてDistrowatchとか見ると更新頻度が非常にゆっくりです。17と17.01の更新まで5年かかってます。さすがに遅いよね。でも多分今回は特別遅くなった原因が多分あります。開発の責任者的な立ち位置の人が変わったそうです。多分その影響が開発期間に出てるんだと思います。
終わり!
今回はここまで。まじで書くの大変だった
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